2014.09.30 16:40 更新
2014.09.30 配信
次世代車載機器とクラウドサービスを開発するパイオニアから、今後広がりが予想される“コネクテッドカー”に向けた「ミラー型テレマティクス端末」がリリースされた。車載機器としては、国内で初めてLTE通信モジュールを搭載。ハーフミラータイプの5インチタッチ液晶を内蔵し、幅広い車種に取り付けられるという。
高速・大容量・低遅延のLTE回線を活かし、常時ネットワークに接続。音声対話型の“ドライブエージェントサービス”を使用し、ドライバーが必要とするリアルタイム情報(施設・渋滞・天気・ニュースなど)を入手したり、ナビ機能を操作することができる。
また、広角フロントカメラを内蔵しているため、ドライブレコーダーとしても使用可能。さらに画像センシング技術によるレーン移動検知/前方車両発進検知、危険運転検知などの運転支援サービスのサポートを受けることもできる。
用途に合わせた専用アプリのインストールにも対応。GNSS(全地球型測位システム)や内蔵センサー、通信機能を使用した車両の動態管理、ドライバーへのメッセージ送信など、業務用途にも使用可能だ。
なお、製品化と発売は本年度中を予定。NTTドコモの契約者がお得なセット料金で利用できる「デバイスプラス300」(月額税抜300円)への提供も予定されている。
文: GDM編集部 絵踏 一
パイオニア株式会社: http://pioneer.jp/