「256QAM」のデュアルバンド対応11ac無線LAN親機

IEEE802.11acに対応する、無線LAN親機。無線LAN通信を高速化するデジタル変調方式「256QAM」のデュアルバンドに対応。1GHzのデュアルコアCPUを実装し、5GHz用と2.4GHz用それぞれに補助チップを搭載。5GHzでは最大1,300Mbps、2.4GHzでは最大600Mbpsの高速通信を実現する。

また、iPhone 6やGALAXY S5等、接続機器を追尾して通信を高速・安定化する「ビームフォーミング」に対応。iPhone 5シリーズで利用可能なビームフォーミングEXもサポートした。

さらに高性能USBデバイスサーバー機能を装備。USB端子にハイレゾ対応のUSB-DACを接続すれば、離れた場所のPCからの操作にも対応する。なお動作確認済みUSB-DACは後日公開予定。

規格はIEEE802.11ac、IEEE802.11n、IEEE802.11a、IEEE802.11g、IEEE802.11b、ARIB STD-T71（5GHz帯小電力データ通信システム）、ARIB STD-T66（2.4GHz帯小電力データ通信システム）。伝送方式は直接拡散型スペクトラム拡散（DS-SS方式）、直交波周波数分割多重変調（OFDM方式）、単信（半二重）。
　セキュリティはWPA2-PSK（AES）、WPA/WPA2 mixed PSK（TKIP/AES mixed）、WEP（128/64bit）、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセス制限（最大登録許可台数：64台）。

インターフェイスはWAN側ギガビットLAN×1、LAN側ギガビットLAN×4、USB3.0×1、USB2.0×1。外形寸法はW185×D41×H185mm、重量約549g。なお本体には3×3アンテナ＆パワーアンプを実装する。

文： GDM編集部 松枝 清顕
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