2014.10.02 17:00 更新
2014.10.02 配信
エプソンから、腕に装着するだけで脈拍を計測し、運動強度やカロリー収支、睡眠やこころの状態が分かる活動量計が登場。11月6日より発売が開始される。ラインナップは液晶表示タイプの「PS-500B」と、バンドタイプの「PS-100」シリーズで、後者はブラックとターコイズブルーの2色、バンドサイズLとSが用意される。
いずれも独自の高精度脈拍センサーを搭載。血中のヘモグロビンが光を吸収する性質を利用し、手首の血管にLED光を照射。血流の変化により脈拍数を計測する。さらに体の動き「加速度」と脈拍による「体の負荷」を計測することで、正確な運動強度と消費カロリーの算出が可能だ。
さらに脈拍と活動量から睡眠に入った事を検知し、「睡眠モード」へ自動切り替え。眠りの深さを可視化される他、非活動時に脈拍が高い状態で「エキサイト」、低い状態で「リラックス」として記憶し、こころの状態も記録する。
計測データは専用アプリ「PULSENSE View」に転送。表示データを分析する事ができる。なお表示されるのは、心拍ゾーンごとの活動時間や歩数、移動距離、カロリー収支や睡眠、こころのバランスで、目標体重とダイエットペースの設定により、ウエイトコントロールをサポートしてくれる。
外形寸法は「PS-500B」で45×35×H14mm、重量約44g。「PS-100」で45×22×H12.5mm、重量約30~31g。電池は前者がリチウムイオン75mAh、後者がリチウムポリマー40mAh。なお「PS-500B」のみPCへのデータ転送が可能。「PS-100」はAndroid 4.4またはiOS7.1以降。
SF-810B | SF-810V |
「SF-810」は、GPU機能内蔵のランニングウオッチ。高精度GPS機能に加え、独自の高精度脈拍センサーを搭載。GPS測位と脈拍計測を胸ベルト(ハートレートモニター)無しで計測する事ができる。
またGPUチップは、電波の乱れや誤差が生じやすいビル街や、電波の届きにくい山間部でも高精度に距離や標高の計測が可能。さらに国産準天頂衛星「みちびき」に対応する事で、電波が建物に遮られることなく、安定した測位ができる。
なお計測はランニング時の軌跡や速度、脈拍数、ラップ、消費カロリー等で、専用アプリ「NeoRun」にアップロードすることで、PCやスマートフォンで管理・分析ができる。
カラーはブラックとブラック/バイオレットの2種類。本体の厚さは14.2mmで、重さは約52g。
文: GDM編集部 松枝 清顕
エプソン販売株式会社: http://www.epson.jp/