2014.10.09 11:08 更新
2014.10.09 配信
ASUSTeKのゲーマー向けプロダクト「STRIX」シリーズに属する、NVIDIA GeForce GTX 980搭載グラフィックスカード。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)。
VGAクーラーには「DirectCU II」を搭載。ヒートパイプをGPUに密着させる事で、熱移動効率を最適化。リファレンス設計のVGAクーラーに比べ、冷却性能は高負荷時で最高30%向上し、最高3倍の静音性も確保した。
またGPU温度上昇時のみ冷却ファンが動作する「ゼロノイズファン」機能を装備。負荷の掛からないWeb閲覧時や音楽再生時など無音状態で動作する。
基板に目を向けると、15%の効率向上と電流ノイズを30%低減した10フェーズ構成のデジタル電源回路「DIGI+VRM」を搭載。負荷状況によりリアルタイムに変化するGPUの要求電力を、正確に供給できる。加えて発熱量を最高15%低減し、最大30%の電流ノイズ低減を実現。オーバークロック時の安定性に貢献する。
その他、ASUS独自カスタマイズの構成部品「Super Alloy Power」を採用。素材の改良と高密度製造により最高35℃の低温化とコイル鳴きを抑えた「Super Alloy Choke」(チョークコイル)、耐用年数が2.5倍向上した「Super Alloy Capacitor」(高耐久コンデンサ)、対応電圧を30%拡大した「Super Alloy MOS」(MOSFET)、オーバークロック時の安定性を最高28%向上したGPU専用コンデンサ「SAP CAP」が使用されている。
コアクロックは1,178MHz(定格1,126MHz)、コアクロック(GPUブースト時)1,279MHz(定格1,216MHz)、CUDAコア数2,048ユニット、メモリクロック7,010MHz(1,752MHz GDDR5)、メモリバス幅256bitで、GDDR5 4GBのビデオメモリを実装する。
出力インターフェイスは、DVI-I(HDCP対応)×1、HDMI 2.0(HDCP対応)×1、DisplayPort(HDCP対応)×3で、最大表示解像度はデジタル出力時4,096×2,160ドット、アナログ出力時2,048×1,536ドット。
文: GDM編集部 松枝 清顕
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/