4本のヒートパイプレイアウトは拡散能力が自慢

GELIDブランドから、サイドフロー型CPUクーラーの新製品「Rev. 3 Tranquillo（型番：CC-TranQ-03-A）」が登場。市場想定売価39ドルに設定された、中堅クラスの位置付け。

放熱フィンはアルミニウム、受熱ベース部は銅製で、ヒートパイプは4本で構成。最適化されたレイアウトにより、一般的なサイドフロー型CPUクーラーに比べ、放熱フィンへの拡散能力が高いとしている。

一般的なヒートシンク（左）と「Rev. 3 Tranquillo」（右）の熱拡散状況を測定したサーモグラフ

冷却ファンはHydro Dynamicベアリング採用の120mm口径（25mm厚）。回転数は750～1,500rpmのPWM制御に対応し、騒音値は12～26.5dBA、最大風量は63.5CFMとされる。

リテンションはバックプレート採用のネジ留め式。製品にはサーマルグリス「GC-2」が付属する

ヒートシンクの寸法はD65×W139×H153.5mm、重量585g（冷却ファン含む）。対応ソケットはIntel LGA 775 /1366/1155 /1156 /1150、AMD Socket AM2 /AM2+ /AM3 /AM3+ /FM1 /FM2 /FM2+。メーカー保証は5年間。

文： GDM編集部 松枝 清顕
GELID Solutions Ltd.： http://www.gelidsolutions.com/