2014.10.21 14:26 更新
2014.10.21 配信
SK Hynixは、不揮発性DIMMモジュール(NVDIMM)では、世界最大容量となる16GB DDR4メモリの開発に成功した。
NVDIMMは、通常のDRAMに、NANDフラッシュとコントローラを追加することで、電源断時でもDRAM内のデータを保持できるのが特徴。標準的なDIMMとの互換性も維持されており、追加コストをかけることなくサーバー/ワークステーションの堅牢性を向上させることができる。
今回発表されたのは20nm世代の4Gbit DRAMと、32GBのNANDフラッシュを搭載。データ転送レートは2,133Mbps、バンド幅17GB/secで、動作電圧は1.2V。なおこの製品はすでに特定顧客向けにサンプル出荷が開始され、2015年上期には量産が開始される予定。
文: GDM編集部 池西 樹
SK Hynix: http://www.skhynix.com/