2014.10.27 15:05 更新
2014.10.27 配信
KDDIより、国内通信事業者では初めてとなる4G LTEネットワークのみを利用した次世代音声通話サービス「au VoLTE」がリリースされた。4G LTEの高速通信を生かしてより高品質で安定した通信サービスを提供、データ通信と音声通話を同時に利用することができる。
従来の通話に比べて音声周波数帯域が50Hz~7kHzと広く、よりクリアで高音質な通話が可能。通信の際に3Gネットワークへ切り替わることがないため、従来の4G LTEスマートフォンに比べ短時間で発着信できるメリットもある。また、音声通話とデータ通信を同時に利用する「コンカレント通信」に対応し、音声通話と同時にブラウジング、メール送受信、地図閲覧などが可能だ。
さらに新しいコミュニケーションサービスとして、「シンクコール」を提供。自分の端末の画面を相手のスマートフォンに表示する「画面シンク」やカメラ映像を相手にストリーミングする「カメラシンク」、互いの位置情報を地図上に表示する「位置シンク」、手書き文字を共有する「手書きシンク」などが利用できる。また、最大30名と同時に通話可能な「ボイスパーティー」も提供される。
なお、対応エリアは4G LTEエリアで、対応スマートフォンは2014年冬モデルの「isai VL LGV31」と「URBANO V01」の2機種。対応端末は今後順次拡充される予定だ。
文: GDM編集部 絵踏 一
KDDI株式会社: http://www.kddi.com/
沖縄セルラー電話株式会社: http://www.au.kddi.com/okinawa_cellular/