気軽に持ち運べる超小型デスクトップPC

ワールドワイド向けプレスリリースで既報の、ポケットサイズPC「ZBOX P」シリーズについて、国内市場向け取り扱い開始が発表された。発売元は株式会社アスク。

W115.5×D66×H19.2mmという、コンパクト筐体を採用するデスクトップPCで、プロセッサにはタブレット向けSoC、Bay Trail-TことAtom Z3735F（4コア/定格1.33GHz/バースト時1.83GHz/L2キャッシュ2MB/TDP2.2W）を搭載。またOSにはWindows 8.1 with Bingがプリインストールされており、面倒な組み立てやOSのインストールをすることなく使用できる。

コンパクトながら、USB2.0×3やmicroSDスロットなど最低限の拡張性は確保されている

ストレージはeMMCで、容量32GBの「ZBOX PI320 pico Win8.1 with Bing」と、64GBの「ZBOX PI321 pico Win8.1 with Bing」の2種がラインナップ。

その他のスペックは共通で、DDR3L 2GBメモリ、microSD/SDHC/SDXC（最大128GB）カードスロット、USB2.0×3、3.5mmステレオミニジャック×1、HDMI×1などを装備。ネットワークは10/100Base-T有線LAN、IEEE 802.11n無線LAN、Bluetooth 4.0に対応する。

なお電源はACアダプタ供給で、付属のVESAマウンタを使えば、液晶ディスプレイ裏面への設置にも対応する。

文： GDM編集部 池西 樹
株式会社アスク： http://ask-corp.jp/
ZOTAC International (MCO) Ltd.： http://www.zotac.com/