超高速転送と低レイテンシを実現したM.2 SSD

PCI-Express2.0（x4）接続に対応する、エンタープライズ向けM.2 SSDの新製品。容量ラインナップは480GBと960GBの2種で、フォームファクタは前者がM.2 2280（80mm）、後者がM.2 22110（110mm）。

20Gbpsの広い帯域幅を生かし、シーケンシャル読込1,500MB/sec、書込1,200MB/sec（480GBモデルは640MB/sec）、ランダム読込150,000 IOPS、書込44,000 IOPSの高速転送を実現。レイテンシも読込40μs、書込30μsと低く、サーバーアプリケーションのパフォーマンスを大幅に引き上げることができるとしている。

また基板上には電源断時でもデータを保持できるキャパシタを搭載。さらに「エラー訂正機能」や「エンドツーエンドエラー保護機能」も実装され、データの信頼性を高めている。

書込耐性は1DWPD（Drive Write per Day）で3年間、MTBFは200万時間。動作温度は0～70℃で、消費電力は480GBモデルが1.2W、960GBモデルが1.5W。

文： GDM編集部 池西 樹
LITEON Technology Corporation： http://www.liteonssd.com/