2014.10.30 15:01 更新
2014.10.30 配信
ASUSブランドから、Intel X99 Expressチップを搭載するLGA2011 v3向けマザーボード2種の国内発売が開始される。ソケットには、ピン数を増やしたASUS独自の「OC Socket」を備え、オーバークロック耐性と安定性を高めた。
ワールドワイド向けプレスリリースで一報をお届けした「X99-E WS」は、SSI CEBフォームファクタに対応するワークステーションモデル。
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×7本を備え、最大7枚のグラフィックスカードを搭載可能。またx16、x16/x16、x16/x16/x16、x16/x16/x16/x16、x16/x8/x8/x8/x8/x8/x8のレーン分割に対応し、マルチグラフィックスは4-Way NVIDIA SLI/AMD CrossFireXをサポートする。
その他デジタル制御の電源回路には、「12K solid capacitors」「Beat Thermal Choke」「Dr.MOS」「ProCool Power Connector」などの高品質コンポーネントを採用。またワンタッチでPCのシステム状態をチェックできる「Qコードロガー」、電源の状態を確認する「Dr. Power」、オンボード最高クラスの高機能を誇るファンコントローラ「Fan Xpert3」、ネットワークパフォーマンスを最大1.4倍まで引き上げる「Turbo LAN」等の独自機能を備える。
X99-PRO |
「X99-PRO」は、ATXフォームファクタに対応するミドルレンジモデル。ストレージはSATA3.0(6Gbps)×8に加え、帯域幅32GbpsのM.2(PCIe3.0x4)×2(内1スロットは付属のインターフェイスカードを使用)とSATA Express(10Gbps)×1を搭載し、高速ストレージを接続できるのが特徴だ。
またネットワークはインテルチップのギガビットLANに加え、IEEE 802.11ac/n/a/g/b無線LAN機能を標準装備。ネットワークケーブルを使用しなくても、ストレスのないネットワーク環境を構築できる。
文: GDM編集部 池西 樹
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