2014.11.12 11:13 更新
2014.11.11 配信
2013年6月にリリースされた、Intelのデータセンター向けSSD「DC S3500 Series」に、1.2TB/1.6TBの大容量モデルと、M.2フォームファクタモデルが追加された。
搭載コンポーネントなどには変更なく、NANDフラッシュにはIntel製20nmプロセスMLCを採用。また停電時でもデータを保持できる大容量コンデンサや、256bitAES暗号化機能が実装され、サーバーやワークステーションの厳しい運用にも耐えられる、耐久性・信頼性を実現している。
1.2TBと1.6TBの大容量モデルは、2.5インチフォームファクタで提供。転送速度は、シーケンシャル読込500MB/sec、書込460MB/sec、ランダム4K読込は65,000 IOPS、書込は15,500 IOPSで、耐久性は1.2TBが660TBW、1.6TBが880TBWに設定されている。
Type 2280準拠(22×80mm)のM.2フォームファクタモデルは、80GB、120GB、340GBの3モデル展開。転送速度は容量によって異なるが、最も高速な340GBモデルは、シーケンシャル読込480MB/sec、書込355MB/sec、ランダム4K読込は67,000 IOPS、書込は14,500 IOPS。なお耐久性は、それぞれ45TBW、70TBW、180TBWとされる。
文: GDM編集部 池西 樹
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