2014.11.18 15:33 更新
2014.11.17 配信
NVIDIAより、「Tesla K40」の後継となるグラフィックアクセラレータ「Tesla K80」がリリース。企業の高パフォーマンスコンピューティング(HPC)やビッグデータ分析、科学演算などの分野に向けて提供される。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)。
「Tesla K40」をベースに性能を向上させた「GK210」コアを採用し、デュアルGPU構成で搭載した。CUDAコア数は4,992基で、新たにGPU Boostにも対応。メモリは「K40」から約2倍となるメモリ帯域480GB/sec、GDDR5 24GBを実装、ピーク性能における倍精度浮動小数点演算は2.9TFLOPSを誇る。
なお、HPやDELL、Cray、Quantaなどの各社より、「Tesla K80」搭載の高密度サーバーが登場する見込みとなっている。
文: GDM編集部 絵踏 一
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.co.jp/