2014.11.20 10:50 更新
2014.11.19 配信
LEPAブランドより、オールインワン水冷キットの最新モデル「AquaChanger」シリーズが登場した。
ポンプ一体型水冷ヘッドにラジエターを組み合わせた標準的なスタイルで、120mmラジエターモデル「AquaChanger 120」(最大TDP300W)と、240mmラジエターモデル「AquaChanger 240」(最大TDP350W)の2種がラインナップされる。
特許技術「CDPマイクロフィン」を採用することで、CPUの熱吸収効率を30%向上させた |
最大の特徴は独自機構満載の受熱ベース部。マイクロフィンには、中央に溝を設けることで、CPUの熱吸収を30%向上させる特許技術「CDPマイクロフィン」を採用。さらにマイクロフィンの周辺をくぼませた「Protrusive Copper Base」構造により、CPUのホットスポットに多くの冷媒を送ることができ、効率的な熱移動が可能になるという。
受熱ベース部をくぼませることで、マイクロフィン全体に冷媒を送り込むことができる |
また冷却ファンは、PWM仕様の120mmモデルで、インペラに凹凸をつけ静圧を高めた「Dual Convex Blade」ファンを標準装備。回転数500~2,300rpm±10%、風量22.5~103.6CFM、静圧は0.4~4.5mm。
外形寸法は、ポンプ一体型水冷ヘッドがW65×W65×H38.6mm。ラジエターは「AquaChanger 120」がW120×D154×H27mm(ファン非搭載)、「AquaChanger 240」がW120×D274×H27mm(同)。対応プラットフォームは、Intel LGA 2011/1366/1156/1155/1150/775、AMD Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2/FM2+。
冷却ファンはインペラに凹凸をつけ静圧を高めた「Dual Convex Blade」ファンを搭載する |
文: GDM編集部 池西 樹
LEPA Technology Corporation: http://www.lepatek.com/