2014.12.01 16:12 更新
2014.12.01 配信
外形寸法W178×D115×H29mmの新書サイズに収められた、ファンレス動作の小型ボックスPCがコンテックからリリース。独自の拡張RAS(Reliability Availability and Serviceability)機能を搭載し、専用ユーティリティ(2月リリース予定)との組み合わせで、プログラムのハングアップやOSの起動不良、異常検知による自動再起動、異常発生時のロガー機能など、信頼性向上に役立つ多彩な機能が利用できる。
デジタルサイネージやキオスク端末、自動販売機、車載、医療機器向けに提供されるシステムで、保守メンテナンスを軽減するファンレス・スリットレスの筐体を採用。プロセッサは最新の組込み向けIntel Atom E3845(1.91GHz)を搭載、メモリは4GB(ECC対応)、ストレージにはCFastカードを実装する。
なお、インターフェイスはDVI-I×1、DisplayPort×1、ギガビットLAN×2、USB3.0×1、USB2.0×2、RS-232C×2などを豊富に揃える。また、CFastカードも2スロット備え、OSとのデータ分離が可能。
製品はOS・ストレージ非搭載のベースモデル「BX-220D-DC700000」のほか、Windows Embedded Standard 7(32bit)の日本語版と英語版、さらにストレージ(CFast)16GBと32GBの仕様違いで計5モデルをラインナップする。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社コンテック: http://www.contec.co.jp/