2014.12.02 11:04 更新
2014.12.01 配信
9月10日付けグローバルリリースでお伝えした、Matroxブランド初のAMD GPU採用グラフィックスカード「Marox C」シリーズが国内向けに取り扱い開始。マルチディスプレイに特化した製品で、APIはDirectX 11.2、OpenGL 4.4、OpenCL1.2に対応する。
「C680 PCIe x16/J」は、miniDisplayPort 1.2×6を搭載する6画面出力対応モデル。4,096×2,160ドット/30Hzによる6画面出力が可能なほか、4,096×2,160/60Hzでも最大3画面の同時出力に対応する。また、2枚のMatrox C680カードを専用の「フレームロックケーブル」で接続することで、全ディスプレイのリフレッシュレートを同期、ティアリングの発生を抑えることができる。
バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、ビデオメモリはGDDR5 2GB。冷却システムは1スロット仕様の空冷ファンを搭載する。
C420 LP PCIe x16/J |
同時リリースの「C420 LP PCIe x16/J」は、miniDisplayPort 1.1×4を搭載する4画面出力対応モデル。解像度2,560×1,600ドットをサポートする。
ロープロファイル・ハーフレングスタイプのグラフィックスカードで、冷却システムはパッシブヒートシンク搭載のファンレス仕様。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、ビデオメモリはGDDR5 2GBを実装する。
いずれも対応OSは、Windows8.1/7/Embedded 7、Windows Server 2012 R2/2008 R2、Linux。デスクトップ管理ソフトウェア「PowerDesk」が同梱され、複数ディスプレイを1つにまとめる「Stretched」やベゼル補正機能「Bezel Management」など、多彩なマルチディスプレイ機能を利用できる。
文: GDM編集部 絵踏 一
ジャパンマテリアル株式会社: http://www.jmgs.jp/
Matrox: http://www.matrox.com/