2014.12.09 10:32 更新
2014.12.09 配信
Samsungから、32枚のメモリセルを積層させた3D V-NAND TLCメモリを採用する、2.5インチSATA3.0(6Gbps)対応SSD「SSD 850 EVO」シリーズがリリースされた。容量ラインナップは120GB、250GB、500GB、1TBの4モデルが用意される。
コントローラは500GBまでが「MGX」、1TBモデルは「MEX」で、最大1GBのLPDDR2キャッシュメモリを搭載。主なスペックは、シーケンシャル読込最高550MB/sec、書込最高520MB/sec、ランダム読込最高98,000 IOPS、書込最高90,000 IOPSで、256bit暗号化とTCG/Opal V2.0暗号化機能を搭載する。
またV-NAND技術の採用により、耐久性も大幅に向上。MTBFは150万時間、書込耐性は120/250GBで75TBW、500GB/1TBモデルでは150TBWとされ、エントリーモデルながら5年間の長期保証が提供される。
消費電力は読込時3.7W/書込時4.4W/アイドル時50mW/スリープ時4mW。耐振動は20~2,000Hz/20GB、耐衝撃耐性は1,500G/0.5ms。外形寸法は、W69.85×D100×H6.8mm、重量は最大66g。なお2015年にはmSATAとM.2フォームファクタに対応する製品も発売される予定だ。
文: GDM編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/