「Air Hi-Res Link Technology」を搭載したワイヤレスオーディオシステム

CEATEC 2014のブースレポートで紹介したワイヤレスオーディオシステム、パイオニア「Stellanova」の発売が12月下旬より開始される。

USB-DAC内蔵アンプ、ワイヤレスユニット、専用スピーカーで構成される「Stellanova」。USB DACとワイヤレスユニットは単品販売も行われる

USB-DAC内蔵アンプ、ワイヤレスユニット、専用スピーカーの3つのコンポーネントで構成され、DACにはDSD5.6MHz対応のTI「PCM1795」を搭載。さらに「Air Hi-Res Link Technology」により、専用アプリを使えばハイレゾ音源の再生もサポートされる。

「Air Hi-Res Link Technology」機能により、iOS端末のハイレゾ音源を遅延なく再生することができる

ワイヤレスユニットはIEEE 802.11a/b/g/nに対応し、データ転送速度は54Mbps以上、到達範囲は10m。またワイヤレスユニットのUSBポートに接続したHDD/メモリ内の音源再生や、スマートフォンなどBluetooth対応機器とのワイヤレス接続もサポートされる。

アンプの最大出力は15W+15W、インピーダンス4～16Ω、入力インターフェイスはBluetooth 3.0、φ3.5mmステレオミニジャック、S/PDIF（光デジタル）、USB2.0。
　スピーカーはブックシェルフ型の2ウェイ方式で、φ66mmコーン型フルレンジスピーカとφ26mmセミドーム型ツイーターを搭載する。なお専用ソフトの対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista、Mac OS X 10.7以降、iOS 7.1以降。

USB-DAC内蔵アンプはシルバー、レッド、ゴールド、グリーン、ワイヤレスユニットはブラック、ブルー、ブラウン、ピンクのカラーバリエーションが用意され、好みに合わせて自由に組み合わせることができる

文： GDM編集部 池西 樹
パイオニア株式会社： http://pioneer.jp/