オーバークロックに最適化されたGeForce GTX 980

ASUS「R.O.G」シリーズから、液体窒素を使った極冷OCにも対応する、GeForce GTX 980グラフィックスカード「MATRIX-GTX980-P-4GD5」がリリースされた。

電源回路には「DIGI+VRM」仕様の14フェーズ回路を搭載し、リファレンスを遥かに超える電源供給能力を実現。さらに日本製「10K black-metallicコンデンサ」や超高効率MOSFETなど、高品質なコンポーネントを実装することでオーバークロック耐性を高めた。

「DIGI+VRM」仕様の14フェーズ回路など、極冷OC向けに最適化された独自基板を採用

また極冷時にメモリ周りの凍結を防ぐ「Memory Defroster」、瞬時に初期設定に戻す「Safe Mode Switch」、GPUの負荷をLEDカラーで見分けることができる「LED Load Indicator」などのチューニング向け機能を備える。

スペックは、コアベースクロック1,241MHz（リファレンス1,126MHz）、ブーストクロック1,342MHz（リファレンス1,216MHz）、メモリクロック7,010MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5 4GBメモリを標準装備。

VGAクーラーは「CoolTechファン」を採用する「DirectCU II」で、バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）。出力インターフェイスは、DualLink DVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×3、補助電源コネクタは8pin×2を搭載する。

文： GDM編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/