2014.12.17 16:45 更新
2014.12.17 配信
0.23インチのコンパクトサイズながら、640×400ドット表示に対応する有機ELディスプレイモジュールが、ソニーから発表された。製品には光学ユニットに加え、スマートフォン相当のプロセッサ、ネットワーク機能などが搭載され、アイウェアとの連携に好適としている。
ディスプレイ部のスペックは、表示色RGB 24bit、色域sRGB 100%、輝度800cd/m2、コントラスト比10,000:1。ちなみに投影映像は、2m先の16インチディスプレイと同等サイズとされ、視界を遮ることなく必要な情報を表示することができるとしている。
搭載プロセッサはARM Cortex-A7、ネットワークはIEEE 802.11b/g/n無線LANとBluetooth 3.0+High Speedに対応。センサーは電子コンパス、加速度センサ、タッチセンサを備え、バッテリ容量は400mAh、重量約40g。
ちなみに想定しているウェアラブル端末は、スポーツ用サングラス、遠隔操作対応アクションカメラ、工場内インフラシステムなど。なお製品の量産に合わせて、アプリケーション開発用のSDKも用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
ソニー株式会社: http://www.sony.co.jp/