2015.01.06 00:45 更新
2015.01.05 配信
Thermaltakeが「2015 International CES」開催に合わせ、PCケースの新ラインナップ「Core X」シリーズを投入した。3種類のラインナップ中、ここではMini-ITXに対応するCube型PCケース「Core X1」をご紹介しよう。
通気性を考慮したフロントメッシュパネル採用の「Core X1」は、内部を2フロアに分けた「Chambers Concept」設計が特徴。上段はマザーボードやグラフィックスカード、下段には電源ユニットおよびストレージ収納スペースとして割り当て、限られた筐体内部容積の徹底した効率化が図られている。
外形寸法はW280×D471×H416mmで、Mini-ITX対応Cubeとしては大型な部類。なお重量は9kgで、素材はSPCCを採用 |
さらに近頃のThermaltakeの設計思想とも言える「Fully Modular Design」もトピックだ。PCケースを構成するパーツ類、その大部分がバラバラに取り外しが可能。狭い筐体内部の作業効率を高める狙いに加え、それぞれ底面をと天板を抜いた2台の「Core X1」をスタックする事ができる。
2台をスタックする事で、内部容積は2倍に拡大。大型リザーバータンクが装着できる他、フロント面には最大540mmのラジエターが搭載可能 |
ドライブベイは5.25インチ×2、2.5/3.5インチ共用シャドウベイ×3、2.5インチ専用シャドウベイ×1。
冷却ファンレイアウトは、フロント120×120×25mm×1(標準/1,000rpm/16dBA、120mm×3または140mm×2または200mm×1に換装可能)、リア120×120×25mm×1(標準/1,000rpm/16dBA、140mm×1に換装可能)、トップ120mm×3または140mm×2または200mm×1が搭載可能(オプション)。
搭載可能ラジエターは、フロントに120/240mm×1または140/280mm×1、リアに120/140mm×1、トップに120/240/360mm×1または140/280mm×1。
なお電源ユニット搭載スペースは最大220mm、拡張カード有効スペースは最大280mm、CPUクーラー有効スペースは高さ200mmまで。
文: GDM編集部 松枝 清顕
Thermaltake: http://www.thermaltake.com/