2015.01.07 11:12 更新
2015.01.07 配信
Micron Technologyが展開するCrucialブランドより、SATA3.0対応SSDの新モデル「MX200」シリーズおよび「BX100」シリーズがリリースされた。
MX200(M.2 2260) | MX200(M.2 2280)) |
「MX200」シリーズは、昨年3月に発売されたハイパフォーマンス向け「M550」シリーズの後継モデル。フォームファクタは2.5インチ、mSATA、M.2 2260/2280の4種で、容量ラインナップは250GB、500GB、1TB(2.5インチのみ)が用意される。
NANDフラッシュは製造プロセス16nmのMicron製MLC NAND、コントローラにはカスタムファームウェアを組み込んだMarvell「88SS9189」を採用。さらに書込性能を向上させる「Dynamic Write Accelerationテクノロジ」を搭載することで、シーケンシャル読込555MB/sec、書込500MB/sec、ランダム読込100,000 IOPS、書込87,000 IOPSというクラス最高レベルの性能を実現した。
その他、RAID技術を基に開発されたデータ保護技術「RAIN」、消費電力を抑え耐久性を高める「Extreme Energy Efficiency」、システムの温度上昇を抑える「適応型熱保護テクノロジ」などの独自技術を搭載する。
MTTFは150万時間、書込耐久性は250GB/80TBW、500GB/160TBW、1TB/320TBWで、製品保証は3年間。
BX100シリーズ |
「BX100」シリーズは、昨年6月に発売されたコストパフォーマンス向け「MX100」シリーズの後継モデル。フォームファクタは2.5インチで、容量ラインナップは120GB、250GB、500GB、1TBが用意される。
NANDフラッシュはこちらも製造プロセス16nmのMicron製MLC NANDで、コントローラはSilicon Motion「SM2246EN」を採用。転送速度は容量によって異なるが、最も高速な500GB/1TBモデルでは、シーケンシャル読込535MB/sec、書込450MB/sec、ランダム読込90,000 IOPS、書込70,000 IOPSに設定されている。
MTTFは150万時間、書込耐久性は72TBW(1日あたり40GBで5年間)で、製品保証は3年間。なお各モデルの詳細スペックは以下の通り。
文: GDM編集部 池西 樹
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