定格から200MHz以上の高クロック動作を実現した超OCモデル

Inno3Dブランドから、NVIDIA GeForce GTX 960を搭載するグラフィックスカード2モデルがリリースされた。バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）に対応する。

「C960-2SDN-E5CNX」では、補助電源コネクタ6pin×2のオリジナル基板を採用し、高クロック動作時の安定性を向上させている

「C960-2SDN-E5CNX」は、大型の3連ファンクーラー「AIR BOSS X3」をマウントさせたハイエンドモデル。

高い冷却性能を生かし、ベースクロックは1,329MHz（リファレンス1,127MHz）、ブーストクロック1,393MHz（同1,178MHz）、メモリクロックは7,200MHz（同7,010MHz）にチューニング済み。電源回路は4+1フェーズで、補助電源コネクタは6pin×2へと強化されている。

その他、メモリバス幅は128bit、ビデオメモリはGDDR5 2GBを搭載。出力インターフェイスは、DVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×3。外形寸法は、300×115mmで、拡張スロットは2段専有する。

N960-1DDV-E5CNX

「N960-1DDV-E5CNX」は、デュアルファンクーラーを搭載するスタンダードモデル。ベースクロックは1,178MHz（リファレンス1,127MHz）、ブーストクロック1,241MHz（同1,178MHz）、メモリクロックは7,010MHz、メモリバス幅は128bitで、ビデオメモリはGDDR5 2GBを搭載する。

出力インターフェイスは、DVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×3。外形寸法は、215×111mm、補助電源コネクタは6pin×1で、拡張スロットはこちらも2段専有する。

文： GDM編集部 池西 樹
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