2015.01.26 18:30 更新
2015.01.26 配信
製造装置や検査装置、産業用PCのバックアップなどに使用される、常時インバータ給電方式の無停電電源装置(UPS)に新モデル登場。発表された3製品はいずれも従来以上に小型化を達成したモデルで、設置スペースが制限される“装置への内蔵”に対応する。また、機能を産業機器や組込み用途に限定することで、低価格を実現した。
ラインナップは、タワー型の「BA75T」「BA100T」と、横長タイプの「BA100R」。主な仕様は、「BA75T」が出力定格容量750VA/600Wでバックアップ時間6分(525W)、「BA100T」と「BA100R」が出力定格容量1000VA/800Wでバックアップ時間5分(700W)。バッテリーの充電時間はそれぞれ8時間(90%充電)で、期待寿命は5年間とされる。
いずれも電源環境の変化をモニタリングし、常時インバータ給電方式と常時商用給電方式を効率よく自動切り替え可能。接点インターフェイスやリモートON/OFF端子を標準装備、縦置きと横置きの両方をサポートする。
外形寸法と重量は、タワー型の「BA75T」と「BA100T」がW128×D345×H210mmで重量約12.5kg、横長タイプの「BA100R」がW438×D315×H85mmで重量約13kg。出力コンセントはNEMA 5-15R×4。サポートとして、3年間の本体保証のほか、バッテリー3年間無償提供サービスが用意されている。
文: GDM編集部 絵踏 一
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