2015.02.02 11:05 更新
2015.02.01 配信
極めて高いオーバークロック性能を誇る、エンスー向けのGeForce GTX 980搭載グラフィックスカードが登場。著名オーバークロッカーのVince“K|NGP|N”Lucido氏が開発に参加したモデルで、同氏による極冷環境での検証では、コアクロック2,200MHz、メモリクロック8,900MHzを上回るオーバークロック耐性を証明した。
14+3構成の圧倒的電源フェーズを搭載、補助電源は補助電源8+8+6pinが必要となる。また、堅牢な12層PCBを採用するほか、オーバークロック向けを含むトリプルBIOSを実装する。
スペックはコアベースクロック1,291MHz(リファレンス1,126MHz)、ブーストクロック1,393MHz(リファレンス1,216MHz)へとチューンされ、出荷時からリファレンスを大幅に上回るパフォーマンスを発揮。なおメモリ周りは標準仕様で、メモリクロック7,010MHz、メモリバス幅256bit、GDDR5 4GBのビデオメモリが実装されている。
冷却機構は60℃以下でファンを停止させる、セミファンレスクーラー「ACX 2.0+」を採用。動作モードに応じて発光パターンを設定できる、フルカラーのLEDカスタマイズにも対応する。
なお、出力インターフェイスはminiDisplayPort×3、DVI-I×1、HDMI×1の5系統。クーラーを水冷仕様に換装した場合に備え、シングルスロット用ブラケットも付属する。
文: GDM編集部 絵踏 一
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