2015.02.20 11:39 更新
2015.02.20 配信
iriverブランドのフラッグシップポータブルオーディオ「Astell&Kern AK240」に、ステンレススチール筐体を採用する新モデルが投入された。ポータブルモデルながら、最大384kHz/32bitまでのリニアPCMと、5.6MHz/1bitのDSD音源に対応する。
筐体素材をジュラルミンからステンレススチールに変更することで、ノイズフロアの減衰や共振を抑制。背面には強度を高めるために、ゴリラガラスコーティングが採用され、クリアかつフォーカス感のあるサウンドを楽しむことができるとしている。
DACチップには高級プレイヤーでも採用実績のあるシーラスロジック製「CS4398」をデュアル実装。GNDレベルで左右を独立させることで、驚異的なクロストークとS/N比、ダイナミックレンジの拡大と低歪化を実現。またロスを最小限に抑えたディスクリートアンプや、デュアルDACの実力を最大限に発揮できる専用の2.5mmバランス出力端子を備える。
ストレージ容量は256GBで、外部メモリスロットとしてmicroSD/SDHC/SDXC(最大128GB)を搭載。対応ファイル形式はWAV、FLAC、MP3、WMA、OGG、APE、AAC、ALAC、AIFF、DFF、DSF、出力インピーダンスは2Ω(アンバランス)/1Ω(バランス)、周波数特性は20Hz~20kHz(±0.023dB)。
外形寸法は、W66×D17.5×H107mm、重量約275g。バッテリーは容量3,250mAhのリチウムポリマーで、連続再生時間はDSD 2.8MHz/1bit再生時約5時間。インターフェイスはUSB microB、イヤホン出力、光デジタル出力、バランス出力で、IEEE 802.11b/g/n無線LANとBluetooth 4.0にも対応する。
文: GDM編集部 池西 樹
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