2015.02.24 10:56 更新
2015.02.23 配信
東芝から昨年12月にリリースされた、ARM Cortex-A9ベースのアプリケーションプロセッサ「TZ2100」を組み込んだ開発者向けのスターターキット。製品には評価ボードとデバイスドライバを含む開発用ツールをすべてパッケージング、最終アプリケーションに近い評価と先行ソフトウェア開発を可能にする。
RBTZ2100-1MA |
「RBTZ2100-1MA」は、カメラやLCDパネルなどのメディアインターフェイスを利用できる汎用リファレンスボード。プロセッサはTZ2102(600MHz)で、RAMはDDR3L 512MB、ストレージは16MB SPI Flash ROMを実装する。
インターフェイスは、モノラルマイク入力とステレオヘッドホン出力のほか、カメラ入力用コネクタ(パラレル)、LCDパネル用コネクタ、microSDスロットを備える。また、拡張インターフェイスとして、USB2.0ホスト/デバイス(排他)、10/100 LANコネクタ、ADCコネクタに対応する。
同時にリリースされた「RBTZ2100-2MA」は、外部バスインターフェイスを利用可能なアミューズメント向けキット。プロセッサは同じく600MHzのTZ2102で、RAMはDDR3L 256MB、ストレージは256MB Parallel Flash ROMを実装する。
インターフェイスはオーディオ用のI2Sコネクタのみを備え、拡張インターフェイスはUSB2.0ホストと32bit外部バスインターフェイスを搭載する。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社東芝: http://www.toshiba.co.jp/