2015.03.04 14:24 更新
2015.03.04 配信
SCEは、「プレイステーション 4」向けバーチャルリアリティシステム「Project Morpheus」に対応する、新型ヘッドセット試作機の開発に成功。米国サンフランシスコで現在開催中の「Game Developers Conference 2015」にて、お披露目した。
従来機の5インチの液晶ディスプレイから、解像度1,920×1,080(RGB)の5.7インチ有機ELディスプレイに変更することで、視野角が向上。さらに映像の残像感やブレも大幅に低減され、鮮明な表示を可能にした。また映像出力は60fpsに加え120fpsを新たにサポート、これにより滑らかで没入感のある仮想世界体験を楽しむことができる。
主なスペックは、リフレッシュレート60/120Hz、視野角約100度、搭載センサーは加速度センサーとジャイロセンサーの2種で、インターフェイスはHDMIとUSBを備える。なおSCEでは2016年上半期中の商品化を目指し、さらに改良を重ねていくとしている。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント: http://www.scei.co.jp/