2015.03.05 11:44 更新
2015.03.05 配信
主に産業向けに出荷される、MO-297フォームファクタのSATA3.0(6Gbps)対応ハーフスリムSSDがADATAからリリース。高い耐久性と信頼性が特長で、産業用の組込みシステムや医療機器、キオスク端末などへの搭載が想定されている。容量ラインナップは、8GB/16GB/32GB/64GB/128GB/256GBの全6モデル。
高速タイプのMLC NANDフラッシュを採用し、最大転送速度はシーケンシャル読込500MB/s、シーケンシャル書込125MB/s。-40℃~85℃の広範な動作可能温度範囲、耐振動20G、耐衝撃1,500G(0.5ms)など、長期の過酷な動作環境に対応する耐久性を備える。MTBFは1,000,000時間以上。
なお、ADATAの「A+ SLC solution」により従来のMLC NANDに比べ3倍の製品寿命を獲得、SLCグレードのNANDフラッシュに近い耐久性を実現した。
そのほか、ADATAのシステム監視ソフトウェア「SSD Toolbox software」に対応。ドライブの情報を監視する「Open API technology」、予期せぬシステム障害によるデータクラッシュを防ぐ「Power-Loss Protection」などの機能もサポートする。
文: GDM編集部 絵踏 一
ADATA Technology Co., Ltd.: http://www.adata.com.tw/