遅れていた「Steam Machine」が正式発表。ゲーミング機能凝縮の超小型PC

Valuveが開発を進めている、ゲーミング専用OS「Steam OS」を搭載したデスクトップPC「Steam Machine」がASUSTeKからリリース。当初2014年中の発売を予定していたが、OS開発の遅れから発売遅延がアナウンスされていた。

ASUSTeKから登場するのは、2.5リットルの極小筐体を採用する「ROG GR8S」。「ROG GR8」と共通のボディ設計を継承したもので、高品質オーディオ「R.O.G. SupremeFX」やネットワーク最適化機能「GameFirst III」などのゲーミング機能も引き続き搭載される。

CPUはIntel Core i7/i5、グラフィックスはGeForce GTX 9シリーズを搭載。メモリは4～16GB、ストレージは500GB/1TB HDDまたは128～512GB SSDを実装する。ネットワークはIntelチップのギガビットLANのほか、IEEE802.11ac対応の無線LANも備える。

なお、「Steam Machine」はASUSTeKのほか、デルやGIGABYTE、ZOTACからも一斉に製品の発売がアナウンスされている。

文： GDM編集部 絵踏 一
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/