2015.03.10 12:25 更新
2015.03.10 配信
Intelは、サーバー向けでは初となるSoC「Xeon D」シリーズをリリースした。
製造プロセス14nmのBroadwellアーキテクチャを採用し、実装されるCPUコアは、4コアまたは8コア。Intelによれば、本プロセッサを使うことで、従来のAtom C2750と比較してノードあたりの性能は約3.4倍、ワットパフォーマンスは最大1.7倍まで引き上げることができるという。
メモリはDDR4/DDR3Lのデュアルチャネルに対応し、最大128GB(RDIMM時)まで増設可能。PCI-Expressは24レーン、USBはUSB3.0×4/USB2.0×4で、SATAポートはSATA3.0(6Gbps)×6に対応。さらに10ギガビットイーサネット×2の機能もチップ内に実装される。
製品ラインナップは、4コア/2.20GHzの「Xeon D-1520」(199ドル)と、8コア/2.00GHzの「Xeon D-1540」(581ドル)の2種で、即日提供開始。なお2015年後半期にはラインナップの拡充も予定されている。
文: GDM編集部 池西 樹
インテル株式会社: http://www.intel.co.jp/