2015.03.10 17:46 更新
2015.03.10 配信
言葉の響きがどこかで聞いたことのありそうな、現在開発中のウェアラブルグラス「SCOUTER(スカウター)」がミズノからリリース。スマートフォン向け専用アプリと連動し、GPSを利用したランニングコースマップや走行距離、走行時間、消費カロリー、さらにゴーストランナーを配置したペース配分などの各種情報を表示。マラソン大会などにおいては、タイムや順位、SNSメッセージなどを表示することができる。
ミズノ製アイウェアにソニーのアイウェア装着型ディスプレイモジュールを搭載したデバイスで、ランニング中に視線を落とすことなく必要な情報を確認できるのが特長。ディスプレイモジュールには、2014年12月にソニーからリリースされた「片眼用0.23型有機ELディスプレイモジュール」が採用されている。超小型高精細カラー有機ELディスプレイに超小型光学ユニット、スマートフォン相当の演算処理能力を持つ制御基板を搭載しつつ、小型・軽量化を実現した。
また、もう一方のミズノ製アイウェアは、ランニング時の動きにも対応するエルゴノミクス形状。日本人の顔に対するフィット感を追求し、後頭部の形に沿う変形可能なフレームや、鼻の高さに応じて付け替え可能なパッドを採用。ディスプレイモジュールを取り外し、通常のサングラスとして使用することもできる。
なお、この「SCOUTER」は、3月13日(金)からパシフィコ横浜にて開催される「横浜マラソンEXPO 2015」のミズノブース内にて、一般消費者向けにコンセプトモデルの展示が行われる。
文: GDM編集部 絵踏 一
美津濃株式会社: http://corp.mizuno.com/jp/