2015.03.18 10:37 更新
2015.03.18 配信
「Game Developers Conference 2015」にてお披露目された、NVIDIAの新フラッグシップGPU「GeForce GTX TITAN X」が正式リリースされた。基本リファレンスモデルのみの提供で、価格は999ドルに設定されている。
コアにはMaxwellアーキテクチャのフルスペック版「GM200」を採用。192基のテクスチャユニットと、92基のROPユニットを内蔵し、CUDAコア数は3,072基。トランジスタ数は、GeForce GTX TITAN BLACK/Z(1コアあたり)の70.8億を大きく上回る80億とされる。
主なスペックは、ベースクロック1,000MHz、ブーストクロック1,075MHz、メモリクロック7,010MHz、メモリバス幅は384bitで、GDDR5 12GBのビデオメモリを搭載。またGPU 6フェーズ、メモリ2フェーズの電源回路を備え、オーバークロック耐性も高められている。
マルチグラフィックスは4-Wayまで対応。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、出力インターフェイスはDualLink DVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort1.2×3。PCI-Express補助電源は8+6pinで、TDPは250W。
文: GDM編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/