冷却性能をさらに引き上げたNVIDIAフラッグシップVGA

「iChill GF GTX TitanX Black」は、水冷・空冷ハイブリッドクーラー「Accelero Hybrid S」を標準装備するGeForce GTX TITAN Xグラフィックスカード。バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）で、APIはDirectX 12に対応する。

「Accelero Hybrid S」は、GPUの冷却を水冷ユニットが、VRMやメモリの冷却を空冷が分担することで、高い静音性と冷却性能を実現。Inno3Dによればリファレンスモデルに比べて、GPUコア温度は69.9℃から44℃、騒音は3.7soneから0.4soneへと低下するとしている。

コア・メモリクロックは非公開で、CUDAコア数は3,072基、メモリバス幅は384bitで、GDDR5 12GBのビデオメモリを実装。補助電源コネクタは8+6pin、出力インターフェイスはDualLink DVI-I×1、HDMI2.0×1、DisplayPort1.2×3で、解像度は5,120×3,200ドット、マルチ出力は4画面に対応する。

3スロットを専有するハイブリッドクーラー「Accelero Hybrid S」を搭載。よってマルチグラフィックスの対応は2-Wayまで

文： GDM編集部 池西 樹
InnoVISION Multimedia Limited.（Inno3Dブランド）： http://www.inno3d.com/