デュアル10ギガビットLAN装備のスーパーハイエンドモデル

グローバルリリースで既報のIntel X99 Expressチップを搭載する、LGA2011v3マザーボードの新製品。2014年8月発売の「X99 WS」をベースにしたワークステーション向けモデルで、Intel X540によるデュアル10ギガビットLANにより、一般的なギガビットLANを遥かに超える広帯域ネットワーク環境を構築できる。

また、下位互換性が維持されているため、10ギガビットLANを当面導入する予定のないユーザーは、標準的なギガビットLANポートとして利用可能。さらにネットワークポートは、いずれもIntel製コントローラで増設されているため、4ポートをまとめて運用するチーミング構成にも対応する。

2ポートの10ギガビットLANを提供するLANコントローラ、Intel「X540」	ギガビットLANコントローラはIntel「I210AT」がサポートする

搭載コンポーネントは独自品質規格「Super Alloy」に準拠し、2オンス銅箔層を備えた「サファイアブラックPCB」や飽和電流を通常の3倍に高めた「Premium 60A Power Choke」、2つのシリコンダイを1つのMOSFETに統合した「Ultra Dual-N MOSFET」、周辺温度105℃環境で寿命12,000時間の超高耐久「12Kプラチナコンデンサ」など、高品質なコンポーネントを贅沢に採用。ワークステーション向けモデルにふさわしい安定性と耐久性を確保した。

対応TDPは最大160W。最大8コア/16スレッドのCore i7-5000シリーズに加え、最大18コア/36スレッドのXeon E5-2600v3シリーズまでサポート。OSもWindows 8.1/8/7だけでなく、Windows Server 2012/2008 R2（64bit）などのサーバー向けOSに正式対応する。

文： GDM編集部 Tawashi
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