2015.03.24 11:12 更新
2015.03.23 配信
Facebookにて先行公開され、「CeBIT 2015」で初披露されたプロトタイプPCケース「PC-O8」の開発が継続中。今回さらなる概要と追加の外観写真がリリース、あらためてユーザーからのフィードバックを募っている。
「CeBIT 2015」のLian Liブースでも一際目立っていた、「PC-O8」のプロトモデル。現在も開発が継続中、COMPUTEX頃の発売は間に合うだろうか? |
最大の特長は、Lian Liが「Double Wide Form Factor」(いわゆるデュアルチャンバ構造)と呼称する左右分割の熱源分離構造。「PC-D600」と共通のコンセプトを採用したモデルで、右側に電源ユニットとストレージ、左側にマザーボードとグラフィックスカードを配置して冷却の効率化を追求した。
また、電源ユニットエリアにケーブル類を収納することで、全面強化ガラスを採用するフロントと左サイドの内装をスッキリと“魅せる”という狙いもある。
フロントとトップにはそれぞれ240/360mmサイズの水冷ラジエターをマウントできるほか、拡張カードは最長375mm、電源ユニットスペースも298mmの余裕を確保した。5.25インチベイは非搭載なものの、背面にスリム光学ドライブを設置可能。また、同じく背面に備えた「LED RGB Controller」により、内蔵LEDのカラーを3色に変えることができる。対応フォームファクタはATXで、外形寸法はW328×D395×H428mm。
なお価格と発売時期は現時点では未定なものの、それなりに高価になるであろうことと、「COMPUTEX頃の発売を期待している」旨がリリースされている。
文: GDM編集部 絵踏 一
Lian Li Industrial Co. Ltd.: http://www.lian-li.com/