映像と音声のズレを最小限に抑える「aptX Low Latency」コーディック対応

デノンブランドから、ノイズキャンセル機能を搭載する、Bluetoothワイヤレスヘッドホン「AH-GC20」がリリースされた。

ノイズキャンセル機能は、ハウジングの内側と外側に配置した2つのマイクでノイズを取得する「デュアル・アクティブ・ノイズキャンセリング」を採用。耳元と周囲の騒音から生成した逆位相の信号を使いノイズを高精度に打ち消すことで、混み合う電車や街の喧騒の中でもクリアな再生を可能にした。

またBluetoothプロファイルは、「aptX」よりもさらに遅延の少ない「aptX Low Latency」に対応。動画やゲームなど、コンテンツ視聴時に気になる音声と映像のズレを最小化。さらにSCMS-T方式のコンテンツ保護にも対応しているため、ワンセグ放送の音声も再生することができる。

ドライバサイズは40mmで、インピーダンスは100Ω、感度102dB/mW、最大入力1,000mW、周波数特性は5～40,000Hz。Bluetooth規格は4.0、通信距離は約10m、対応コーディックはA2DP、AVRCP、HSP、HFP、マルチペアリングは最大8台までサポートされる。

電源は内蔵のリチウムイオンで、連続再生時間は約20時間、充電時間は約3時間。重量275gで、製品にはセミハードケース、充電用microUSBケーブル、オーディオケーブル、6.3mmプラグアダプタ、航空機用アダプタが付属される。

文： GDM編集部 池西 樹
株式会社ディーアンドエムホールディングス（デノン）： http://www.denon.jp/