2015.03.24 19:30 更新
2015.03.24 配信
eMMCメモリの最新規格Version 5.1に準拠したスマートフォン・タブレット向けNANDフラッシュの新製品。15nmプロセスで製造され、容量は16GBと64GBの2種。なお32GBと128GBモデルも順次サンプル出荷が開始される。
eMMC Version5.1の必須機能に加え、オプショナルとして規定されている「コマンドキューイング」と「セキュアライトプロテクション」に対応。従来製品に比べてランダム読込が最大30%向上している他、データの保護機能も強化されている。
パッケージは153Ball FBGA、電源電圧はメモリコアが2.7~3.6V、インターフェイス部が1.7~1.95V/2.7~3.6Vで、動作温度は-25~85℃、外形寸法は、W11.5×D13×0.8~1.2mm。本格的な量産は2015年4~6月期より開始される。
文: GDM編集部 池西 樹
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