2015.04.15 20:31 更新
2015.04.15 配信
「阿修羅」「虎徹」の設計思想を受け継いだという、サイズオリジナルCPUクーラー「忍者四」(型番:SCNJ-4000)が4月23日より出荷が開始される。対応ソケットはIntel LGA775 / 115x / 1366 / 2011 / 2011(v3)、AMD Socket AM2 / AM2+ / AM3 / AM3+ / FM1 / FM2 / FM2+。
4代目に進化した新作は、0.4mm厚アルミニウム製放熱フィンを採用。表面積を広く確保する大型フィン構造のフィンピッチを2.6mmとし、「立体多重エアフロー透過構造」(M.A.P.S.)に改良を加えた、「T-M.A.P.S」(Three-dimensonal Multiple Airflow Pass-through Structure/三面多重エアフロー透過構造)により、3方向へのヘアフローを構築する。
受熱ベースは銅製で、腐食防止のニッケルメッキ処理が施されたφ6mmヒートパイプを6本使用。CPUからの熱を放熱フィンへ確実に伝える役割を果たす。
三面多重エアフロー透過構造を採用。受熱ベースは銅製 |
搭載ファンは120×120×25mm厚の”隼120系PWMモデル”。PWM帯域をスイッチにより3段階で切り替えができるため、静音動作から高速仕様まで、シーンに合わせて任意設定が可能。放熱フィンには新型ワイヤークリップで確実にマウントできる。なお固定用クリップが2組付属し、デュアルファンでの運用にも対応する。
搭載ファンは”隼120系PWMモデル”。ワイドレンジRPM設計が特徴 |
マザーボードへの固定は「ブリッジ式リテンション」を採用。専用ドライバーが付属し、取り扱いがし易い。
外形寸法はW130×D153×H155mm、重量900g。製品には注射器タイプの「高性能ハイエンドグリス」(1g)が付属する。
文: GDM編集部 松枝 清顕
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