2015.04.21 11:11 更新
2015.04.20 配信
Fractal Designより、優れた搭載能力を誇る静音設計のミドルタワーケース新モデル「Define S」がリリース。光学ドライブベイを排除して直線的なエアフローを実現したほか、ケースサイズを超える水冷システムの構築を可能にした。対応フォームファクタはATX/MicroATX/Mini-ITX。
特に水冷ラジエターの搭載能力を重視。フロントに最長360mm、トップに最長420mm、ボトム最長120mm、リアには最長140mmサイズのラジエターをそれぞれ設置することができる。冷却ファンはDynamic GP14 140mmファン×2をフロントとリアにそれぞれ標準装備するほか、フロント140/120mm×3、トップ140/120mm×3、ボトム140/120mm×1、リア140/120mm×1、サイド140/120mm×1の最大9基を組込み可能だ。
サイドパネルには高密度吸音材を採用し、内部騒音の漏出を遮断。必要に応じて脱着可能な「ModuVent」ファンスロットカバーを備え、ファンの追加増設か最大限の静音仕様かをユーザーが選択できる。
ドライブベイレイアウトは、3.5インチシャドウベイ×3、2.5インチシャドウベイ×2構成。拡張スロットは7基。最長425mmのグラフィックスカードをサポートするほか、全高180mmまでのCPUクーラーを搭載可能な余裕の搭載能力を誇る。また、電源ユニットは標準で180mmまでに対応するほか、ボトムのファンを排除することで最長300mmまでのモデルを搭載できる。
外形寸法はW233×D520×H451mm、重量8.5kg。フロントI/OはUSB3.0×2、オーディオ入出力を備える。
文: GDM編集部 絵踏 一
Fractal Design: http://www.fractal-design.com/