2015.04.22 12:00 更新
2015.04.22 配信
アビーとオンキヨーがタッグを組んだ、ハイレゾ対応の本格オーディオPC「ADIVA」が登場。日本オーディオ協会の厳正なハイレゾ定義に準拠するモデルで、PC製品として初めてハイレゾロゴを付与されている。
一般的なミニコンポサイズの筐体は、アビーによるファンレス設計の肉厚アルミ合金製「ノイズ抑制シャシー」。パネル部分にはノイズを除去する旭化成の非磁性体シート「パルシャットMU」を貼り付け、電磁源にはノイズリダクション・セパレータを採用、足元をアルミ削り出しインシュレータで支える。
ADIVA K1 | ADIVA K10 |
ラインナップは2製品で、スタンダードモデルの「ADIVA K1」はオンキヨー製サウンドカード「SE-90PCI」を標準搭載し、スピーカーには同じくオンキヨー製「GX-100HD」を採用する(標準モデル)。
プロセッサはAMD E1-2100 APU(2コア/1.0GHz)、メモリ4GB(DDR3 1,333MHz動作)、ストレージは256GB SSDを実装。スロットインタイプの書き込み対応Blu-rayドライブも標準装備する。そのほか、ディスプレイ出力はHDMI×1とD-Sub×1の2系統。ネットワークはギガビットLANのほか、アダプタ使用による無線LANをサポート。なお、OSはWindows 8.1 Update(64bit版)を搭載する。
上位モデルにあたる「ADIVA K10」は、最大192kHz/32bit対応のオンキヨー製D/Aコンバーター「DAC-1000」を背負式で標準搭載。スピーカーにはオンキヨー製のハイエンドモデル「GX-500HD」が採用されている(標準モデル)。
プロセッサはIntel Celeron J1900(4コア/2.0GHz)、メモリ4GB(DDR3 1,333MHz動作)、ストレージは256GB SSDを実装。上記同様にBlu-rayドライブを標準装備する。ディスプレイ出力やネットワーク対応は同様で、OSもWindows 8.1 Update(64bit版)を搭載する。
また、それぞれに優れた原音再生能力と高い機能性をもつメディアプレイヤー「foobar2000」をプリインストール。圧縮音源をハイレゾ相当にアップサンプリングする独自機能「DiMO(ダイモ)」も搭載する。さらに独自のWebコントローラ「aLink(エーリンク)」に対応、スマートフォンの専用アプリからワイヤレスで「foobar2000」にアクセスできる。
文: GDM編集部 絵踏 一
アビー株式会社: http://abee.co.jp/