産業向けインターフェイスが充実した、スリムベアベースの小型PC

最大TDP15Wのモバイル向けプロセッサBroadwell-Uを搭載する、コンパクト筐体採用のスリムPC「DS5700U」がShuttleから発売。同社製のベアボーンキット「DS57U」をベースとした製品で、CPUはIntel Celeron 3205UとCore i5 5200Uから選択できる。

冷却にパッシブヒートシンクを採用したファンレスデザイン。メモリはDDR3 4GB×1（最大8GB×2）を実装、ストレージはmSATA SSD×1と2.5インチSSD/HDDを選択可能。SSDを組み合わせることで、ファンレス・ゼロスピンドル構成を構築できる。なおmSATA SSDを選択した場合、OSはmSATA SSD側にインストールされる。OSはWindows 8.1/7の各種エディションを選択可能だ。

ディスプレイ出力はDisplayPort×1とHDMI×1の2系統を装備、2画面同時出力に対応するほか、Core i5 5200U選択時には4K解像度での出力が可能。その他USB3.0×2やSDカードスロット、音声入出力に加え、RS232×2やギガビットLAN×2など、業務向けのインターフェイスが充実している。また、無線LANモジュールを内蔵、IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応する。

文： GDM編集部 絵踏 一
日本Shuttle株式会社： http://www.shuttle-japan.jp/