2015.05.07 11:23 更新
2015.05.06 配信
製造プロセス16nmのIntel製MLC NANDフラッシュを採用する、データセンター向けSATA3.0(6Gbps)SSDの新製品。フォームファクタは2.5インチで、容量は80GB~1.6TBまでの7モデルがラインナップされる。
Webサーバーやデータベース、分析アプリケーションなど読込集中型ワークロード向けのエントリーモデルで、「SET」(Standard Endurance Technology)により、最大書込880TBW(1.6TBモデル)の高い耐久性を実現。また256bit暗号化機能も実装され、大容量データを安全に運用することができる。
転送速度は容量によって異なるが、シーケンシャル読込最大500MB/sec、書込最大460MB/sec、ランダム読込最大68,000 IOPS、ランダム書込20,000 IOPS。レイテンシは読込55μs、書込66μsとされ、クラウドサーバーのI/Oパフォーマンスを低コストで向上させることができる。
書込耐性は0.3DWPD(5年間)、消費電力はアイドル時600mW、動作時最大6.8W。動作温度は0~70℃、耐衝撃は1,000G/0.5ms、耐振動は動作時2.17Grms(5~700Hz)、非動作時3.13Grms(5~800Hz)。なお各モデルの詳細スペックは以下の通り。
文: GDM編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/