2015.05.08 18:10 更新
2015.05.08 配信
TDKから、新型コントローラ「GBDriver GS1」を搭載する2.5インチSATA3.0(6Gbps)SSD「SDS1B」シリーズがリリースされた。
産業向けの高信頼モデルで、電源遮断時でもデータを保持できる「データ保全アルゴリズム」と「内部電源バックアップ保護回路」を標準装備。さらにブロック書き換えを均等に行う「全領域スタティック・ウェアレベリング」、フラッシュメモリの全データを読み出してエラー訂正を行う「エラー修復機能」、なりすましアクセスを防ぐ「オリジナルセキュリティ機能」などを備える。
NANDフラッシュはSLCまたはMLCで、転送速度は前者が読込440MB/sec、書込340MB/sec、後者が読込440MB/sec、書込220MB/sec。信頼性向上のためDRAMキャッシュは非搭載とされ、NCQやSMARTコマンドをサポートする。
生産開始は2015年7月、発売は8月より開始。なおこの製品は5月13日より東京ビッグサイトで開催される「組込みシステム開発技術展」(ESEC)にて展示される予定。
文: GDM編集部 池西 樹
TDK株式会社: http://www.tdk.co.jp/