2015.05.12 11:21 更新
2015.05.11 配信
総合オーディオメーカーとして国内でいち早くヘッドホン開発を手がけた、パイオニアブランドのノウハウを結集。ハイレゾニーズに応える新世代のフラッグシップヘッドホン「SE-MASTER1」が今月発売される。オープンエアー型のダイナミックステレオヘッドホンで、熟練した専任マイスターが一台一台を緻密に組み立て。世界最高峰の録音スタジオ「AIR Studios」でチューニングを施したプレミアム仕様だ。
PCC処理を施したアルミニウム振動板と、PEEK複合フィルムエッジを採用した新開発の50mm口径ドライバーを搭載、クリアな広帯域再生(5~85kHz)を実現した。ハウジングは高剛性アルミ合金と金属部品を組み合わせ、ドライバーユニットを強固に固定する「フルバスケット方式」を採用。また、連結部にゴム部材を挟んで振動を軽減する「フローティング構造」により、ドライバーユニットの不要な振動・共振を防止した。
さらに装着感にもこだわり、頭部への側圧を調整できるテンションロッド、三次元形状のイヤーパッドにより、快適な装着感を狙った。
出力音圧レベルは94dB、再生周波数帯域5Hz~85,000Hz、最大入力1,500 mW(JEITA)、インピーダンス45Ω。プラグ形状は6.3mmステレオ標準プラグで、コード長は3.0m。MMCXタイプの接続コードを採用した着脱式で、断線時には交換可能。製品のリリースに合わせ、バランス接続用ケーブル「JCA-XLR30M」も同時に発売される。
文: GDM編集部 絵踏 一
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