2015.05.13 15:33 更新
2015.05.13 配信
撮影した画像をその場で楽しむ事ができる液晶画面を内蔵。画像を通たビジュアルコミュニケーションツールとして、1995年3月に発売された世界初の一般向け液晶デジタルカメラ「QV-10」。売価税抜65,000円の手頃さから爆発的ヒットを記録した。デジカメ市場の幕開け的存在は、2012年に国立科学博物館が主催する重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されている。
手頃な価格で爆発的ヒット作となった、カシオ一般向け液晶デジタルカメラ1号機「QV-10」。筆者にとっても思い出深い名機で、PCへの保存のみならず失敗した画像をその場で削除できる手軽さは衝撃的だった |
今回発売される「EX-FR10GYSET」は、カシオ計算機のデジタルカメラ事業20周年を記念し、「QV-10」のイメージを彷彿とさせるカラーリングを施した「EX-FR10」と、多彩なカメラアングルを可能にするマルチアングルスティックをセット。限定2,000台で5月22日より発売が開始される。
「QV-10」(右)と「EX-FR10」 |
「EX-FR10」は、カメラ部と液晶画面付きのコントローラー部が分離可能。フリースタイルで撮影ができる手軽さと、防塵・防水仕様と落下強度2.0mのタフネス設計も特徴だ。
同梱されるマルチアングルスティックは、330mmから1,045mmまでの伸縮に対応。カメラ部を先端にセットし、コントローラー部を手元に取り付ける事で、ハイアングルからローアングルまで撮影を楽しむ事ができる。
文: GDM編集部 松枝 清顕
カシオ計算機株式会社: http://www.casio.co.jp/