2015.05.21 12:02 更新
2015.05.21 配信
2014年10月に試作機が、今年2月に製品化が発表されていた、VAIOのWindows 8.1タブレット「VAIO Z Canvas」が正式リリース。詳細なスペックや発売時期が明らかになった。
2,560×1,704ドットの12.3インチディスプレイを採用するタブレットで、Adobe RGBカバー率95%の広色域に対応するクリエイター向けモデル。N-trig製の筆圧対応ペンによる、1,024段階筆圧感知の手書き入力もサポートする。また、創作活動に最適なフリースタイルスタンドを備えるほか、脱着自由なワイヤレスキーボードが標準で付属する。
OSはWindows 8.1 Pro Update(64ビット版)。小型・軽量のボディにHaswell世代のCore i7-4770HQ(2.20GHz/TB時3.4GHz)を搭載、グラフィックスはIntel Iris Proグラフィックス 5200。プロセッサはTDP47Wと高発熱ながら、高密度実装・放熱設計技術「Z ENGINE」により、効果的な冷却を実現する。
基本スペックは、個人向け標準仕様モデルが8GBメモリ+256GB SSD(SATA3.0)で、カスタマイズモデルは16GBメモリ+512GB SSD(PCIex4)もしくは16GBメモリ+1TB SSD(PCIex4)を実装。約799万画素のメインカメラを備えるほか、ネットワークはBluetooth 4.0、無線LANをサポート。インターフェイスは、フルサイズのUSB3.0×2、UHS-II対応のSDカードスロット、miniDisplayPort×1、HDMI×1、ギガビットLAN×1などを備える。外形寸法はW301×D213×H13.6mm、重量約1.21kg。
なお、「Adobe Creative Cloud」や「CLIP STUDIO PAINT」、「Corel Painter 2015」などのクリエイター向けソフトをVAIO特別価格にて購入できる。
文: GDM編集部 絵踏 一
VAIO株式会社: http://vaio.com/