Corsair Linkによる+12Vの出力系統切り替えに対応

80PLUS PLATINUM認証を取得した高効率電源ユニットの新製品。電源容量は1,200Wで、電源規格はATX12V v2.4/EPS12V v2.92に準拠する。

またCORSAIR独自のシステム統合管理ツール「Corsair Link」に対応。Corsair Link Commanderまたは、付属のUSBケーブルにて接続することで、電源ユニットの入出力、効率、内部温度のモニタリングやファン回転数の調整、+12Vの出力系統切り替えなどを行うことができる。

冷却ファンは流体軸受を採用する静音140mm口径で、負荷に合わせて回転数を調整する「自動回転数制御機能」を搭載。さらに低負荷時には回転を停止する「Zero RPM Fan Mode」にも対応し、静音性と冷却性能を両立させた。

安定した出力を可能にする「大容量ツイントランス」や日本メーカー製105℃電解コンデンサなど高品質なコンポーネントで固められた「HX1200i」。発熱源にはアルミ製のヒートシンクが実装され、冷却性能を高めている

ケーブルは必要なもののみ接続するフルモジュラー式。保護回路は過電圧保護（OVP）、低電圧保護（UVP）、ショート回路保護（SCP）、過負荷保護（OPP）、過温度保護（OTP）の5系統を備え、力率を改善するアクティブPFC回路や、ファンの回転を診断する「ファンセルフテストボタン」などの機能を備える。

外形寸法は、W150×D200×H86mm、重量約2.3kg。MTBFは100,000時間で、製品には7年間の長期保証が提供される。

文： GDM編集部 池西 樹
株式会社リンクスインターナショナル： http://www.links.co.jp/
CORSAIR： http://www.corsair.com/