2015.06.02 15:40 更新
2015.06.02 配信
最大の特長は、水冷ヘッド上に乗った冷却ファン「Airflow Circulator fan」。CRYORIGが現在特許出願中という新機軸で、電源周りやメモリ、グラフィックスカードなど、CPU周辺のコンポーネントを冷却する。その効果は絶大で、サーマルデモでは10℃以上の温度低下を確認。システム全体の安定性とともに、製品寿命を向上させることができる。また、オーバークロック動作時にも効果アリ。
「Airflow Circulator fan」は、PWM制御による3,000rpmの70mmファン。ファンは必要に応じて取り外すことが可能なほか、メモリやVRAM、グラフィックスなど、冷やしたい対象に向けて方向を変えることもできる。
なお、製品ラインナップは2,200rpmの120mmファンを2基搭載する240mmラジエターモデル「A40」「A40 Ultimate」、1,850rpmの140mmファンを2基搭載する280mmラジエターモデル「A80」の3モデル。「A40」と「A40 Ultimate」は、それぞれラジエターの厚み(A40:25mm/A40 Ultimate:38mm)が異なるマイナーチェンジモデルだ。
いずれもIntelとAMDプラットフォームの両方をサポートするユニバーサルモデルで、Intel LGA 2011v3/1366/1156/1155/1150、AMD Socket FM2/FM1/AM3+/AM2+に対応している。
文: GDM編集部 絵踏 一
CRYORIG: http://www.cryorig.com/