2015.06.02 16:45 更新
2015.06.02 配信
かねてCRYORIGより予告されていた、同社初の電源ユニット「CRYORIG Pi」がリリース。「COMPUTEX TAIPEI 2015」にてお披露目される。
初のカテゴリながら野心的な機能を搭載。電源ユニットをリモート操作できる、特許出願中の技術「Zero Hassle Hardware Wake(ZHH Wake)」を特長とする。無線LAN対応のコントロールユニットを組み込んだ機構で、複雑な設定やパケット送信が必要なWake-on-LANとは異なり、誰でも簡単にPCの起動・シャットダウンが可能。外出先など離れた場所に居ながら、スマートフォンからシステムの電源をON/OFFすることができる。
スマートフォンアプリは、AndroidとiOS両方のプラットフォームに提供予定。アプリ上からはシステムのON/OFF操作のほか、ファンの回転制御や電力使用量のログ・管理機能を備える。また、将来的には毎月の電気代を算出したり、電源ユニットの劣化状態を通知するなどの機能拡張も提供されるという。
冷却機構には600~2,200rpmの「QF120 Fan」を採用、容量ラインナップは、660W/860W/1000Wの3モデル。80PLUS GOLDまたはPlatinum仕様の製品で、2016年夏頃のリリースを予定しているという。気長に続報を待とう。
文: GDM編集部 絵踏 一
CRYORIG: http://www.cryorig.com/