「COMPUTEX 2015」でお披露目された新作DDR4メモリが正式リリース

「COMPUTEX TAIPEI 2015」にてお披露目された、オーバークロック向けDDR4メモリ「Trident Z」シリーズが、G.Skillから正式リリースされた。

「COMPUTEX TAIPEI 2015」では、最高速モデル3,666MHzの実動デモが行われていた

Intel X99 ExpressとHaswell-E向けに最適化されたメモリモジュールで、専用の大型アルミニウムヒートシンクを標準装備。動作クロックは最高3,666MHz。実装チップはSamsung製で、3,666MHzモデルの動作電圧は1.35V、レイテンシは18-18-18とされる。

「DDR4-3666MHz」のプロファイルが登録されているのが確認できる

なお担当者によれば、Intel X99 ExpressとHaswell-Eの組み合わせでは、3,666MHzから4,000MHzあたりでプラットフォームが限界を迎えるため、「これ以上の高クロックメモリの登場はIntelの次期CPUとされる“Skylake”を待つことになりそうだ」とのこと。

文： GDM編集部 池西 樹
G.Skill International Co. Ltd.,： http://www.gskill.com/